柔整師とは呼ばないで！

　　　　　「出会い系サイトを駆使する男」

ナンパーズの面々もすでに50歳を超え、

すっかり異性になど興味を持たなくなってしまった

なんてことは全くありません。

最近大活躍なのが山川君（仮名）。

山川君には何年も続いている彼女さん（人妻）がおります。

ある時、

山川君（仮名）は酔った彼女から

「エッチが下手」

と指摘されたらしいのです。

男としてはこれはとてつもなく不名誉なことですが、

自分以外の人間がそのように言われることは喜ばしい限りです。

しかしこの彼女さん、

エッチが下手な山川君のことが気にいっているようで、

付き合いはその後も続いています。

しかも、

ラッキーなことに山川君はその彼女からエッチの手ほどきを受けていたようなのです。

え～、

50代のオヤジ達がこんな内容の話しをしています。

山川君本人もそれなりにテクが付いてきた自覚が芽生えてきたのでした。

こういった場合、

男という生き物はどのような行動を取るかといえば、

自分の実力を確かめるために

他で試したくなる

のです。

もともと仕事に対してはやる気ゼロの山川君。

ところが出会い系サイト（彼女さんとの出会いもこれです）に関しては

やる気に満ち溢れています。

先日、

出会い系サイトで知り合い、

連絡を取り合っていた女性（こちらも人妻です）と

会うことになった山川君から

その女性とのやり取りをスクショした画像が送られてきました。

そこには

「会いたい」

とか

「気持ちよかった」

などと書かれているではないですか！

こっ、これは、

山川君のテクが上達した証しじゃないか！！

羨ましいったらありゃしない。

繰り返しますが、

このやり取りは50代のオヤジたちによって行われております。

私は山川君に

「これは（エッチの手ほどきをしてくれた）彼女に報告し、

感謝の言葉を伝えるべき」

と言ったのですが却下されました。

我々は学生の頃と少しも変わってないと実感している

彼女募集中のポントでした。

私にとっての映画は

観る前のワクワク感や観終わってから浸る余韻を得られる娯楽そのもの。

だがこの映画は全く違った。

決して「感動したい」とか「泣きたい」といった理由で

映画館に足を向けたわけではない。

日本人として、

娘を持つ親としてこの映画は観ておく必要ありと考えたから。

観る前から胸が苦しくなるような経験は今回が初めてで、

鑑賞後の感想としてはとにかく悔しさと、

何とも言えぬ無力感に襲われた。

元々好きではなかった(イントネーションといいましょうか、

発音の響きが私は受け付けないのです)朝鮮語をこの映画の中で聴くと、

本当に不快だった。

映画を観てパンフレットを買うなんて何年ぶりだろう。

映画のキャッチコピーが

「親子が会えることが奇跡になってはいけない。」

横田滋さんがご存命中に、

どんな形でもいいのでめぐみさんと会えることが叶っていれば、、、

今更ですがそう思ってしまいます。